第71話は、マティアスがレイラを「自分好みの姿」に塗り替え、彼女の感情さえもコントロールしようとする支配欲に満ちたエピソードです。
着せられたドレスと、奪われゆく心の自由。
二人の間にある「埋められない溝」が、より深く刻まれることになります。
「展開が気になる」「流れを整理したい」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
この作品、まとめて読むと没入感が段違いです!
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徹底された所有権:エバースを介した「コート」の牽制
エスコートさえ許さない独占欲
車を降りるレイラに対し、忠実な使用人であるエバースが自分のコートを掛けようとします。
しかし、それを見逃さないのがマティアスです。
わざわざエバースを呼び、自分のコートを渡してレイラに掛けるよう指示する。
自分の持ち物で彼女を包むことで、周囲に「彼女は私のものだ」と無言で誇示するその行動。
エバースに対してさえレイラへの接触を極限まで制限しようとするマティアスの独占欲には、底知れぬ執念を感じます。
拒絶できないお茶の誘い
高級な洋服店で、深い緑色のドレスとベージュのコートに身を包んだレイラ。
着替えた彼女を待っていたのは、マティアスからの「お茶の誘い」でした。
行きたくないという拒絶の意志は、エバースというクッションを置かれることで封じ込められます。
マティアスは常に、レイラが「否」と言えない状況を外堀から埋めていくのです。
唯一無二の愉悦:ビル・レマーさえ知らない「彼女の顔」
隠しきれない「美味しい」という本音
テーブルに並ぶ美しいケーキを前に、思わず目を輝かせるレイラ。
マティアスの前で弱みを見せまいと無表情を装いますが、一口食べたその瞬間の満足げな様子は隠しきれるものではありませんでした。
そんなレイラにマティアスが好きな食べ物を尋ねますが、敵意をむき出しにした返事が返ってきます。
しかし彼にとってレイラが自分の前で見せるこうした「素の反応」こそが、何よりも価値のある報酬なのです。
レイラの心からの嫌悪とその抵抗すらも「面白い」と切り捨て、自分を夢中にさせているのだと傲慢に言い放ちます。
喉元まで出かかった「独占」の言葉
他所でもそんな姿を見せればいい…そう皮肉を言おうとして飲み込んだマティアス。
育ての親であるビル・レマーでさえ知らない、自分の前だけで見せるレイラの表情、怒り、そして屈辱。
それらを自分だけが独占しているという優越感が、彼をさらなる支配へと駆り立てます。
「楽しませたくないなら従順になれ」という言葉に従い、心を殺して従順になったレイラを見て、今度は「面白くない」と感じる矛盾。
マティアスが求めているのは、人形のようなレイラではなく「自分の手で屈服させ続けるレイラ」なのだと露呈した瞬間でした。
ワンポイント韓国語講座:マティアスの「高揚」と「奪取」
今回のエピソードから、マティアスの歪んだ心理を読み解く単語を学びましょう。
今日のキーワード①:고양(コヤン)
- 意味: 高揚
- 解説: 「自分だけが彼女の姿を知っている」という事実に、マティアスが感じた「고양(高揚)感」。彼の愛情がいかに独善的で、自己満足に近いものであるかがわかります。
今日のキーワード②:빼앗다(ペアッタ)
- 意味: 奪う
- 解説: 物語のラストでマティアスが考えた「何を奪えば彼女を手に入れられるのか」。彼にとって愛とは、相手に与えるものではなく、大切なものを剥ぎ取って自分に従わせる「略奪」と同義なのです。
まとめ:何を奪えば、彼女は「私のもの」になるのか
第71話のラスト、マティアスの脳裏に浮かんだ「何を奪えば手に入れられるのか」という思考は、今後の物語における最悪の予告編のようです。
従順になっても満足せず、抵抗すれば楽しむ。
マティアスという迷宮に迷い込んだレイラにとって、もはや正解の選択肢など存在しません。
次回の展開を思うと、レイラの身が案じられてなりません…!
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