第69話は、マティアスが「権力」という名の正攻法で、レイラの聖域である学校へと侵入するエピソードです。
皆が称賛する「紳士な公爵」が、二人きりになった瞬間に見せる恐ろしいまでの変貌。
その緊迫した空気感を徹底考察します。
「展開が気になる」「流れを整理したい」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
この作品、まとめて読むと没入感が段違いです!
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聖域への侵入:校長たちを魅了する「偽りの微笑み」
公爵降臨。浮き足立つ学校の裏側
マティアスの抱く欲望が、自分にとって毒でしかないことを痛感しているレイラ。
そんな彼女の懸念をよそに、学校は「公爵閣下のお越し」に沸き立ちます。
校長や教師たちが浮かれた声をあげる中、レイラだけは顔を青ざめ、逃げ場のない恐怖に震えていました。
そんな彼女と目が合った瞬間、マティアスが向けたのは「温かささえ感じる微笑み」。
この他者には慈愛に見え、レイラには死刑宣告に見える二面性こそがマティアスの真骨頂です。
支配者の余裕:意地悪な観察眼
マティアスの存在に動揺し、仕事に集中できず校長先生に叱られてしまうレイラ。
自分の前では「カラス」呼ばわりして猛反発する彼女が、校長の前では罰を受けた子供のように小さくなっている。
そのギャップをマティアスは面白げに、そして愉悦を隠さず眺めていました。
真っ赤な顔でティーカップを置く彼女の震える指先すらも、彼にとっては極上の娯楽なのです。
密室の変貌:学校の偵察から「個人の狩り」へ
レイラの安堵を打ち砕く「閉ざされたドア」
帰宅前に「教室を回りたい」というマティアスの提案に、校長は二人の関係も知らずにレイラを案内役に指名してしまいます。
レイラの心配とは裏腹に、偵察に集中している様子のマティアス。彼は後援者としての責任を果たしているだけ…と自分に言い聞かせ、一度は安堵するレイラ。
しかしその「安心」こそが、マティアスが最も好む獲物の隙でした。
露わになった「レイラ専用」の表情
レイラの担当する教室に足を踏み入れた途端、マティアスはこの時を待っていたかのようにドアを閉めます。
先ほどまでの「品行方正な公爵」の仮面を脱ぎ捨て、そこにはレイラの前でしか見せない欲望に満ちた男の表情がありました。
返された万年筆を暖炉で焼き捨てた男の怒りは、まだ消えてはいません。
逃げ場のない密室で、レイラは一体どうなってしまうのでしょうか…!?
ワンポイント韓国語講座:マティアスの「企み」と「密室」
今回のエピソードから、マティアスの行動を読み解くキーワードを紹介します。
今日のキーワード①:속셈(ソクセム)
- 意味: 下心、企み、内算
- 解説: レイラが「何か企んでいるのでは(무슨 속셈이 있는 게 아닐까)」と疑っていた言葉です。マティアスの「속셈」は、常にレイラの想像を絶する形で実行に移されます。
今日のキーワード②:밀실(ミルシル)
- 意味: 密室
- 解説: 教室のドアが閉まった瞬間に完成した「밀실(密室)」。二人きりになった途端に表情を変えるマティアスの豹変ぶりに、レイラの心臓は破裂寸前です。
まとめ:紳士の仮面が剥がれ落ちる時
第69話はマティアスが「公」の立場を利用してレイラの逃げ道を完全に塞ぐ、巧妙かつ大胆な回でした。
優雅な微笑みの裏に隠された、燃えるような独占欲。
校長先生が期待している「寛大な後援者」の姿はドアが閉まった瞬間に消え去り、そこには一人の女を追い詰める執着の塊としてのマティアスが立っています。
万年筆を返し必死に引いたレイラの境界線が、この密室でどのように踏みにじられてしまうのか。
次回の「密室対峙」の結末を思うと、今から心臓がバクバクします……!
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